栄養と成分女性ホルモン様成分危険性男性が女性化?

成長期のイソフラボン摂取は良くない?


イソフラボンには骨粗しょう症を予防するといった働きがあることが知られていますが、年齢を重ねた骨に対する働きではなく、成長期の骨にも良い影響を及ぼすのかどうかも研究が進められているところです。
マウスを使っての実験では、オスの場合にはイソフラボンを高濃度で与えた方がより骨が丈夫になり、メスはその逆の働きをしてしまったという結果が得られているそうです。
そのため、イソフラボンの成長期の体に対する働きには性別による差があるのではないかと考えられています。
しかし、これはあくまでマウスの実験であって人にそのまま当てはめられるというものではありません。

アレルギーを持った乳児のために与えられる大豆由来の粉ミルクがありますが、この粉ミルクで育った乳児と通常の粉ミルクで育った乳児を成人した後比較してみても、骨格形成に別段違いは見られないそうです。
ですから、人の場合には成長期にイソフラボンを多く摂取していたとしても、それほど骨などに影響を与えるということはなさそうです。
ただし、胎児や乳児を含め小さな子供や成長期の子供に対して、イソフラボンのサプリメントなどを与えるという必要性は無いと考えられています。
動物実験ではありますが、胎児や乳児に対してはイソフラボンの過剰摂取による悪影響が見られることが知られているからです。
また、大豆や大豆製品を食べることで、イソフラボンの1日の摂取目安量である75ミリグラムくらいですと、割と無理なくとることができます。
ですから、成長期であればあえてそこにプラスしてサプリメント入れるというよりは、バランスの良い食事を心がけてあげるというのが一番良いのではないでしょうか。
成長期にイソフラボンをとることによる悪影響というのは、とりわけ大きくクローズアップされているものはありませんが、過剰摂取を避けなければいけないというのは大人の場合と同様です。
通常の食生活をしているようであればまず過剰摂取というような心配はないでしょうし、イソフラボンによる副作用ということも心配する必要はないでしょう。